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マインドコントロール」と聞くと「洗脳」とか飛躍すると「犯罪」という言葉を連想してしまいがちですが、そのまま直訳すると「意思を操作する」という意味になります。

意思を決定するのは脳です。

では脳は何によってコントロールされていると言えるのでしょうか?

それはあなた自身ですか?それともあなたは誰かに操られているのでしょうか?

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もしかしたら「マインドコントロール」されていないと言い切れないのかもしれません。

犯罪を起こしてしまった人は「自分の意思ではなく、弱い自分に支配された」というような供述をします。

弱い自分という自分の外にいる自分によってマインドコントロールされてしまう、そんな人が犯罪を起こしてしまうのかもしれません。

 

マインドコントロールテスト

健康で、考え方も健やかな多くの人は自分という強い意思を持っていられるので「絶対にマインドコントロールはされない」と言い切ることもできるでしょう。

本当にマインドコントロールはされない、と言い切れるのか小さなテストを用意しました。

これから始まるテストは声に出したり、メモを取らないで頭の中だけで答えてください。

 

◇これから計算問題を幾つか出します。答えを頭の中で算出してください。

 

 

2+2=?

 

 

 

 

4+4=?

 

 

 

8+8=?

 

 

 

16+16=?

 

 

 

それでは12と5の間で思いつく数字はなんでしょう?

 

 
この同じ問いを行なった場合、90%以上の人が同じ答えを出したと言います。

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答えは

7」ではありませんでしたか?

 

なのであなたが特別単純なのでも、私にマインドコントロールできる力があるわけではないのです。

 

ではこのカラクリを説明しましょう。

 

最初の4つの足し算にヒントはあります。

小学生でも解けるこのような簡単な計算に頭が順応します。

そこで「12」と「」という数字を出された場合も脳はそのまま足し算、ないしは引き算のセオリーを引っ張ってしまうのです。

例えば

12+5なら17という数字から「7」を連想しますし、

12−5ならということでやはり「7」を連想するのです。

最初に計算問題を出しておくことによって、頭を計算モードにするという「コントロール」によってあなたのマインドは知らず知らずに他人からコントロールをうけてしまう、というのも立派な「マインドコントロール」です。

 

マインドコントロールは簡単にできてしまう?

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昔、流行った、ピザを10回言ってもらい、ヒジを指してここは?

と聞く遊びがありましたが、これもマインドコントロールの一種です。

マインドコントロールはたったの1分でも2分でも簡単に引き起こしてしまい、人は洗脳されてしまうのです。

例えばテストの出来が悪かった時、ご両親にただその点数だけ報告をするのではなく「平均点もすごく低くてね」とひと言付け足すだけで、ご両親は「じゃあしょうがない」と引っ込むかもしれません。

でもあなたもあなたのご両親ももしかしたら残りの10%未満の種類の人間かもしれません。

そのような少数派の場合はコントロールは効かないでしょう。

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