近年、世界中の至る所で災害が相次いでいます。
ここ日本でも集中豪雨や大型台風、地震の被害が相次いでいますね。
不安な毎日を過ごされている方も多いのでは?
自然災害と予言・都市伝説が話題として上がりますが、今回は、災害の予言予知の話では無く、そもそも予言とは何かを考えて調べていこうと思います。
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予言、都市伝説とは?
「予言」は訓読みすると、「予め言う」となるので、将来の事柄に関して、何らかの予想をすることを言います。
未来を予測する方法は、特に限定されていないので、超常現象や科学的予想のどちらを用いた予測であっても、「予言」といえます。
因みに、同じ読みで「預言」という単語がありますが、こちらは訓読みで「言葉を預る(あずかる)」となります。
「預言」を行うとは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの一神教において、神の言葉を聞き、それを人に伝えることを指します。
「都市伝説」は、伝説や口承(くちづたえ)の歴史、あるいは懐疑的(かいぎてき・怪しげな)な歴史であると一般的には言われています。
簡単に言えば噂話の類でしょう。
また、都市伝説と言うのは、本当にあった事として語られる「実際には起きていない話」であって、「存在しない可能性が高い人間が体験した虚偽(きょぎ・うそ)についての物語」と都市伝説の専門家が述べています。
都市伝説=怪談話と結び付く人もいると思いますが、全部が怪談話や怖い話では無いので注意したいところです。
有名な予言書・予言者
一度くらいは聞いたことのあると思う、予言書のタイトルとその内容をピックアップしていきます。
歴書(ノストラダムス)※ノストラダムスの大予言
著者:ミシェル・ノストラダムス(本名:ミシェル・ド・ノートルダム)は、1503年にフランス王領プロヴァンス地方で生まれ、ルネサンス期フランスの医師、占星術師で、詩人としても活躍していました。
彼はユダヤ人とされることもありますが、彼の父方の祖父の代に改宗が行われ、キリスト教徒となっています。
けれども、ノストラダムスのキリスト教信仰が、正統宗教や異端宗教に固執しない「超異端」の立場であった可能性を示唆(しさ・可能性として暗示)されていました。
ノストラダムスの予言書の内容は、人類滅亡や公害問題、終末論などがメインに書かれているそうです。
また、日本でもノストラダムスの予言集は1973年五島勉氏によりシリーズ化がされて、ミリオンセラーになり、計10シリーズも刊行され社会に大きな影響を与えました。
1980年代以降、新宗教に少なからぬ影響を与えたと指摘されています。
実際に、この時期の宗教には、自分の教団(教祖)こそが、(ノストラダムスの予言で起こるような出来事から)世界を救う「別のもの」であると主張するものも多く見られ、更には後のオウム真理教事件の遠因になったのではと指摘されました。
その他の影響として、キリスト教やユダヤ教の終末論とはかけ離れた終末思想を生み出し、深刻に受け止めた若い世代の読者が、世界や日本のみならず自己の未来をも悲観的なものと考えてしまったため、刹那的(せつあてき・目前の快楽のみ求めること)な行動に走ってしまったり、将来設計を怠るなどの問題があったという見方があります。
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アガスティアの葉
紀元前3000年頃に実在されたとされるインドの聖者アガスティア(インド神話に登場する聖仙)の残した予言を伝えるとされる葉のことだそうです。
ヒンドゥー教にまつわる人物で、叙事詩(じょじし・民族の英雄話や神話など)にも登場します。
このアガスティアの葉には、個人の運命に対する予言が書かれているとされていて、南インドのタミル語文化圏に保管されているそうです。
その葉は古代タミル語で書かれていて、ナティ・リーダーと呼ばれる人たちが現代タミル語に翻訳します。
因みにこの葉を読むことが出来るのは、10歳前後から6年かけて特別な訓練を受け、代々ナディ・リーダーとして運命づけられた人だけだといいます。
日月神示(ひつきしんじ・ひつくしんじ)
神典研究家で画家でもあった岡本天明に「国常立尊」(別名:国之常立神)と呼ばれている高級神霊による神示を自動書記によって記述したとされる文書で、千葉県成田市にある麻賀多神社で書記されたといわれています。
内容としては日本がこれからどうなっていくかを予言しているそうです。
噂によると第二次世界大戦時の各地の大空襲や、現在各地で起きている東日本大震災を含む規模の大小の地震まで予言されているそうです。
要は神様のお告げ的な予言なんですが、古代ヤマト言葉や古い日本言葉等が多用されていて理解は非常に難しいですね。
興味のある方は、桑田二郎さん(エイトマン等の著者 漫画家)が書かれた解りやすい漫画があります。
まとめ
予言や都市伝説はあくまでも噂や伝説なので、参考程度に聞いた方が良いと思います。
予言は特に災害のことが語られていますが、日本は地理的にも地震が多い国ですし、季節も移り変わりがありますので、台風などの災害もやってきますが、必ずしも予言通りには起こらないと限らないので、信じるのも信じないのも自由です。
ノストラダムスや日月神示等の有名な予言書も、いろいろな解釈で当たった、外れたなどと言われます。
けれども、その予言を鵜呑みにしてしまい周りの人を怖がらせるのは良くないと感じました。
世界には、私達にとって未知なものがまだまだ隠されていたり、解明されていないものがありますが、色々な物を知ることができるのは面白く楽しいものですし、今後も専門家の発表が楽しみですね!
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