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日本の義務療育である小学校と中学校には当たり前ですが校歌がありましたね。

大学でも通常は校歌がありますが、東京大学にはありません。

代わりというわけではありませんが、校内には応援歌や寮歌、学生歌のみが存在しています。

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集会や運動会の時には歌わされた感が強いですが、高校になると甲子園など学校を誇りに思っての斉唱に変化しているように思います。

実は社会人になってまで学生時代の校歌を口ずさむ人が少なくないそうです。

ところでこの校歌とはどのように作られているのかご存じでしょうか?

 

校歌はどうやって作られるの?

ある地域で学校設置が決定するとその地域の教育委員会が「学校新設準備室」を設置し、そのカリキュラムの中に「校歌の制定作業」も入っています。

つまり校歌は「学校新設準備室」の役人が中心となって作成されます。

もちろん、教育委員会の役人が校歌を作るのではなく、作詞者と作曲者の人選を行います。

地元にゆかりのある音楽大学の専門家だったり、つてのある音楽大学の教授などが作曲をするのが一般的です。

そして作詞は学校の創設者だったり、地元出身の大学教授や文学者、詩人だったりするそうです。

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有名人が作った校歌

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予算の関係上、著名人が作ることはあまりないそうですが、東大阪ご出身のつんく♂さんが地元の布施中学校の校歌を作られたことは話題になりましたね。

つんくさんは他のも、同じ東大阪の大阪府立かわち野高校の校歌の作曲もしています。

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長崎県の学校が合併した際には校歌についても物議があり、愛唱歌として松任谷由実さんが曲を作ったこともあります。

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四條畷市立くすのき小学校はお笑い芸人の山口智充さんが作りました。

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山梨県立笛吹高等学校はミュージシャンの藤巻亮太(レミオロメン)が作りました。

レミオロメンのメンバー全員が統合前の山梨県立石和高校出身だったのが縁で作られたそうです。

でもこのような例はごく稀で、一般的には似通った感じのメロディーや歌詞になってしまっていますが、根本は予算の都合のようです。

予算を当てられればもちろん著名人に依頼することもあるのでしょう。

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