女性特有の生理現象でもある「おりもの」。
このおりものについて、意外と悩みを抱えている女性は多いものです。
ただ、気になることがあってもなかなか周りには聞きづらいものでもあります。
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そこで今回はそんな女性のきになるおりものについてご紹介します。
実は気になることがあって・・・と言う人はぜひ参考にしてみてください。
おりものって一体何?
そもそも、おりものとは一体何なのでしょうか?
おりものとは女性の体の中の子宮、膣、汗腺から出た分泌液が混ざってできたものです。
実はこのおりものには自浄作用があり、女性の膣などを清潔に保つ役割をはたしてくれているのです。
ですので、おりものは女性にとっては必要なものと考えられるでしょう。
ちなみに、正常なおりものというのは半透明~白っぽく少し粘り気がある状態です。
臭いはそれほどありませんが、生理直後やおりものシートをつけっぱなしにしていると臭いを感じることもあります。
おりものは時期や人によって違う
おりものは人によっても出る量も全く違えば、同じ人でも時期によって量や状態は異なります。
そのため、自分はおりものが多いのではないか?と思う人でも量が多いからと言って異常というわけではないので安心してください。
女性の約6割の人がおりものを気にして、おりものシートを使用しているという結果もあります。
ですので、おりものの量が気になるという人はおりものシートなどを活用してみても良いかもしれませんね。
ただ、先程もあったようにおりものシートをつけっぱなしにすると衛生的にも悪く、かえっておりものの量を増やす原因になることもありますので、ちゃんと清潔に保つように心がけましょう。
おりものの臭いが出る原因
普段気にならない人でも、時期によってはおりものの臭いが気になることがあるでしょう。
おりものの臭いが出る原因はいくつか考えられます。
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・生理前後の時期
生理前後はホルモンバランスの関係で茶色っぽいおりものが出たり、おりものの臭いがきつくなったりすることがあります。この場合は、生理とともに落ち着いていくでしょう。
・性行為
コンドームをつけないで性行為をした場合、膣内に残った精子が原因でおりものが臭くなるということがあります。数日経てば自然ときれいになり臭いも治まるはずです。
・スソワキガ
スソワキガとは、陰部のワキガのことを言います。
汗をかくと強い臭いを出すワキガ体質の人はスソワキガでもある可能性が高いと言われています。
この場合に完全に臭いを抑えたい場合は、ワキガと同様に病院での対処が必要となってきます。
・膣内の環境が悪くなっている
おりものは膣内を浄化する作用があることから、膣内の環境によっても臭いは変化します。
実はストレスが溜まっていたり生活環境が悪くなっていたりすると、膣内の環境が悪くなることもあります。
そのため、こう言った場合にはまず生活環境を整える必要があります。
・病気
最も怖いのは病気が原因となっている場合です。
おりものに血が混ざっていたり、急に量が多くなってなかなか戻らなかったりする場合は注意が必要です。
普段とあまりにも様子が違う場合などには、早めに受診することをおすすめします。
病気によっては自覚症状がないため、ひどくなるまで気づかないということもありますので。
おりものは女性にとって、健康の一つのバロメーターとも言えます。
いつもと様子が違ったり、異変を感じる場合は産婦人科を受診するようにしましょう。
早めに受診することで自分自身も安心することができますし、対処もできます。
産婦人科にはそういった相談に来ている人もたくさんいますので、気にせず行ってくださいね。
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